世の中、時流はエコです。 クウジット内でも、何もない『空』から電気を作ろうというプロジェクトが発足しました。
でも、無から有を作り出すのは難しい。 なので、まずは手始めに『ワイヤレス充電』をやってみました。
全部を作るのは大変なので、千石電商さんでSeeed Studioのワイヤレス充電モジュールというのを入手しました。モジュールが裸のままでは危険なので、アクリル板とプラスチックのシートの間に基板を挟んで両面テープで固定しました。(白いのが両面テープです)
負荷用の基板上に、スーパーキャパシター(0.1F、 F:ファラッドです。マイクロファラッドではなく)に電気を貯めて、200Ωの抵抗を挟んで白色LEDを点灯させようという目論みです。LEDを概ね15mAで点灯させます。スーパーキャパシターは過電圧をかけてはいけないことになっていますが、受信器の基板の出力は5V でレギュレートされているので直結して大丈夫です。受信器側で600mAくらいまで出力できると説明書にはあります。
さて、動作の様子は、下のビデオでどうぞ。
送信器と受信器のコイルを10秒ほど近づけると充電されて、そのあと30秒間くらい明るくLEDが点灯します。段々明るさが落ちてくるのを30秒ほど見ていることになってはしまいますが。
今回は0.1Fを使いましたが、1F位までは入手が簡単ですので動作時間を延ばすのは容易そうです。大電力を取れる訳ではありませんが、消費電力の小さい回路なら ”さっ” とコイルの上にかざして動作させる、そういう手軽さは可能になりそうです。