「人流を制する者は、世界を制す。」
弊社CTOのDr.shioがそのように申しております。
人の流れは心の流れ。人心をつかむとそこに必ず虚数軸が見えてくるはず。
それがTokyoZの精神なのです。
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まあ、そんなことは置いときましょう。先日スタッフブログでも報告させていただきましたが、弊社オフィスは港区の芝商店会の入り口に位置しておりまして、町のみなさんといっしょに盛り上がろうと、この7月に開催された「2014芝まつり」に勝手に参加させていただきました。
いや、勝手に、じゃないぞ!
ちゃんと芝商店会の写真アルバムにも写真を掲載していただいたんです!
もうほとんど公認と言っても過言ではありません!!
その2014芝まつりで何をしたかというと、弊社が開発したいくつかのエンターテイメントなアプリを、おとなりのニコキッチンさんの店頭で出展させていただいたのでした。
はや3ヶ月が経ってしまい、今更なのですがその時の模様を紹介させてください。
では、いざ芝商店会へ!
普段はマジメにソフトウェアを開発してるんですよ。
でも、三度の飯よりイベントが大好き!三度の開発よりお祭りが大好き!
そんな我々が、社有(?)のハッピを着てニコキッチンの店頭で出展です。(真ん中がうちのヒゲ社長)
で、何を出展したかというと、、
あなたの笑顔を認識して、その得点を表示してくれる不思議な鏡「エミタメ」です!
鏡の前でニコっと笑ってみてください。
そうすると、エミタメがあなたの顔を認識し、そして笑顔度(「エミー」と呼んでおります)を導き出します。
そして、Big Smile!なエミーが認識されると、なんと、ニコキッチンで使える100円オフのクーポン券をプレゼント!(店長、ご協力ありがとうございました!)
不思議な鏡「エミタメ」にはソニーが開発した顔画像認識技術が搭載されていて、笑顔度以外にも男性/女性といった性別、推定年齢なども実は認識可能なんです。今回は笑顔度しか使っていませんでしたが、この技術を使えばさらにいろんな用途に展開できそうです。
お祭りのメイン会場に向かわれる方、仕事帰りにぶらりと立ち寄られた方、いろんなお客様にエミタメをお楽しみいただけました。
でも、この日は金曜の夜だったので、一杯飲んで千鳥足なお客様が多かったですね。飲んだ仲間といっしょにチャレンジしていただいたお客様はみんな陽気にBig Smile全開でしたが、仕事帰りでシラフな状態のおひとり様はやはり笑顔は難しいようでして、あまりエミーは獲得できませんでした。まあそりゃそうですよね。いきなり鏡の前で笑えって言われてもね。
・・って、あれ?うちの社長がいないぞ、、
見つけた!!
メインのプロレス会場でサボって観戦してるやないかーい。
もう、社長たのんますよー。
さて、翌日は土曜日です。
ゆうべはプロレスメインの「プロレスNight」だったのですが、今日は打って変って子供たちの遊びメインの「ちびっ子Night」なんですね。
もちろんこの日も勝手に出展です!
今日はちょっと趣向を変えて、GnGというARマーカーを使ったカメラアプリ製品を出展させていただきました。ARマーカーにカメラを向けると、ファインダー画面上にエフェクトやアニメーション満載の面白いコンテンツが表示されるスマホアプリです。
そのGnGを使って、楽しいクイズにチャレンジしていただきました!
クイズは2問。
1. 「オランダの国旗はどれ?」
2. 「日本で初めてラーメンを食べた歴史上の人物は誰?」
画面に表示された選択肢の中からタッチして回答していただきます。
いざ質問されると答えがわからないですよねー。正解した人も残念!だった人もみなさん楽しんでいただけたようです。
ゆうべと違ってちびっ子向けのお祭りなので、お子さんといっしょのお父さんまたはお母さんが多かったです。
で、社長、今日はちゃんと働いております!
IT企業の社長にはまったく見えないその姿、さすがであります。
町のお祭りに参加できて、非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。
おしまい。
おっとすみません。これだとスタッフブログと何ら変わりませんね。
このネタをわざわざTokyoZで紹介している理由はここからであります。
2日間にわたり出展した結果、ひとりでご来場いただいたお客様とグループのお客様の割合がどれくらいだったのか、アプリの操作ログから傾向を分析してみたのでした。ちょろっと紹介させてください。
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まずは初日の金曜夜。
感覚的にはやはりグループでの酔客が多かったように思えます。グループ(ほとんどがふたり組)でエミタメをチャレンジされた方の場合、たいていは一発で爆笑してくれて高いエミー数を獲得されます。
かたや、おひとり様の場合、さあ笑ってと言われても真顔のままでエミーを獲得できず。仕方ないのでスタッフが手助けとしていっしょに鏡に映りながらもう一度チャレンジ。それでもお客様の真顔は変わらず。スタッフは慣れているので超爆笑で認識され高いエミーを獲得するというパターンばかりでした。
その状況を平均的な獲得エミー数で算出してみると、、
また、エミタメ内部に記録された操作ログから、「複数人で同時に獲得したエミーの総数」や「Big Smileと認識され獲得したエミーの総数」などが算出できます。それらの値と、上記の平均的な獲得エミー数とを使って方程式を立ててみると、、
というふうに、おひとりで来場されている方は高々3割強だったことがわかります。
さて、お次は2日目の土曜日。
お子さんを連れたお父さんまたはお母さんというご家族も多かったけど、どちらかといえば、ひとりでぶらりと散歩しているお客様が多かったなあという印象があります。おひとり様の場合は、あまりノリがよくなく、第1問のクイズだけ答えたら「もういいや」と去ってしまわれるかたがほとんどなのです。一方、ご家族の場合は大いに盛り上がっていただきまして、ほとんどのご家族が第2問まで楽しまれました。
やはりGnGアプリの操作ログから、それぞれのクイズの総回答数が算出できます。
その値を使い、かつ、上記のおひとり様/家族連れの前提条件を当てはめてみますと、、
というふうに、ゆうべとは違い、おひとりでのご来場は5割を超えています。やはり土曜のほうがおひとり様が多かったように思えるという感覚は実測値的にも正しかったことがわかりますね。えっへん。
・・え?これだけ?
こんなのアプリなんか使わずにお客さんの数を手で数えればいいじゃん?
いやいや、お客様の人数がそれほど多くない場合はそのとおりなのですが、これが東京ドームや新宿駅前などの非常に多くのお客様がいらっしゃるような場所でのイベントだとすると、手で人数を数えるのはかなり困難です。人件費もかかってしまいます。そんな場合、アプリやシステムなどのITの力を借りればいとも簡単に来場者数がわかります。
また、総数がわかるだけでなく、どれだけの人がどの地点からどの地点に移動したか? とか、どこで滞留したか? とか大勢の人の複雑な挙動を解析・集計することができるようになるのです。
・・といった「人流センサー」なるものを弊社ではかねてより開発を行っており、今後も様々な実証実験を行っていく予定です。その実験結果はこのTokyoZで引き続きご紹介できればと思います。
いやぁ~、人流って本当にいいものですね。
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※ 「エミタメ」は、ソニー株式会社が開発した顔画像認識技術を利用しています。
※ 「GnG」(GET and GO)は、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所が開発した「CyberCode」技術を利用しています。
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